【毛穴ケア】鼻の開きっぱなし毛穴を引き締める方法まとめ!

「鼻周りの毛穴が開いて、イチゴみたいなぶつぶつになっている」「でも、皮脂を粘着シートで引っ張りだすのはよくないと聞いた」…そんな悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんでしょうか。

皮膚にとって摩擦は厳禁なので、毛穴に汚れが詰まらないよう、毛穴を開かないようにすることが先決です。そこで今回は、毛穴を引き締める方法や、毛穴を引き締める際に便利な化粧品などを紹介したいと思います。

毛穴の開きには4種類がある

鼻の毛穴の開きを引き締める方法について紹介する前に、まずは、毛穴の開きには4つの種類があることを知っておきましょう。それによって、効果的に毛穴を引き締めることが可能となりますよ。

Tゾーンに多いつまり毛穴
粃体から鼻にかけてのいわゆる「Tゾーン」は、肌のテカリが出やすいことでもよく知られていますが、毛穴に皮脂や汚れ、本来であれば剥がれおちるべきはずの角質(垢)などが詰まることで、毛穴が開いて見えるようになります。

触ってみると他の場所に比べてザラザラとした触感があり、毛穴の中に白っぽい角栓が見えたり、黒っぽい角栓が見えたりすることもあります。

もともと角栓とは、皮脂とほこり、角質、メイク汚れなどが混ざり合って毛穴に詰まったものであり、最初は白っぽい色をしているのですが、やがて酸化して黒っぽくなってしまうのです。

詰まった角栓を放置していると、やがて角栓が毛穴を押し広げていってしまい、黒ずんだ毛穴が目立つこととなるのです。

Tゾーンによくみられるつまり毛穴は、皮脂の分泌量が多い10代の男性や、生理前でホルモンバランスの乱れている女性、新陳代謝が低下している人などに多くみられます。

頬に多いたるみ毛穴
頬に見られる目立つ毛穴のことを、たるみ毛穴と呼ぶことがあります。その名の通り、毛穴がたるんで上下に長くなっているという特徴を持っています。

30代から40代以降に多くみられるタイプの目立つ毛穴で、一般的には加齢が原因であると考えられていますが、その他にもさまざまな要因があります。それに関しては、後ほど詳しく解説したいと思います。

顔全体に目立つ開き毛穴
特定の場所というのではなく、顔全体に目立つ毛穴のことを開き毛穴などと呼んでいます。たるみ毛穴の場合、縦に大きく毛穴が開くという特徴を持っていますが、開き毛穴の場合は、丸い形に大きく開くという特徴があります。

乾燥により目立つ毛穴
皮膚の乾燥によって、毛穴が目立つこともあります。皮膚が乾燥するとお肌のキメが粗くなり、また、毛穴も開きがちになります。それによって、毛穴が目立つこととなるのです。

また、皮膚が乾燥することによって肌から弾力やハリ、うるおいが失われていくため、肌にたるみが生じることとなります。それによってたるみ毛穴を併発するリスクも上昇するのです。

毛穴が開く原因
悩んでいる女性
一口に毛穴が開くといっても、いろいろなタイプの毛穴の開きがありますね。では、そもそもなぜ、毛穴は開いてしまうのでしょうか。その原因としては、以下のようなことが考えられます。

過剰な皮脂分泌
毛穴(鼻の毛穴を含む)が開いてしまう原因の1つとして、皮脂の過剰な分泌があげられています。皮脂は皮脂腺から分泌されるものですが、分泌量があまりに多いと、毛穴に詰まるリスクが上昇してしまいます。

皮脂の分泌量増加は、ホルモンバランスの乱れる時期に見られることが多いため、思春期や妊娠・出産期、月経時や更年期といった時期に皮脂の分泌量の増加する傾向があるようです。

思春期にはニキビが出来やすくなりますが、それは、ホルモンの分泌量が増加しているからです。そのため、毛穴に皮脂が詰まってニキビが出来やすくなります。

それと同じ理由で、皮脂の分泌量が多い人や、なんらかの原因で皮脂の分布量が増加している人の場合、毛穴に皮脂や汚れ、古くなった角質などがつまり、毛穴を押し広げてしまうのです。

ちなみに、自分ではオイリー肌だと思っている人の中には、実は乾燥が原因で、皮脂の分泌量が増えているようなケースもあります。

オイリー肌をなんとかしようと一生懸命洗顔をすると、皮膚にとって必要な皮脂までも奪ってしまいます。皮脂には皮膚を外部の刺激から守ってくれる働きがあるのですが、皮脂の量が減少すると、かえって皮脂をたくさん出そうと身体が頑張るのです。

その結果、乾燥が原因なのにオイリー肌になるという、おかしな現象が見られることとなるのです。このような肌のことを混合肌と言いますが、必ずしも珍しいものではありません。

不完全な角質の蓄積
虫眼鏡を持っている女性
肌が生まれ変わることを新陳代謝などと言います。新陳代謝とは古いものが新しいものへと生まれ変わることを意味し、皮膚の場合は特にターンオーバーと呼んでいます。

私たちが単に「皮膚」といった場合、それはもっぱら「表皮」のことを指します。表皮は「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」から成っており、基底層で細胞分裂が起こると、角層の元となるものが作られます。

角層の元が上へと押し上げられることで、14層から15層から成る角層が構成されるのです。そして、もっとも表面へと至った角層=角質は、やがて垢となって剥がれ落ちることとなります。

ターンオーバーの周期が正常であれば、およそ28日で新しい肌へと生まれ変わるのですが、なんらかの原因でターンオーバーの周期が乱れると、本来であれば剥がれ落ちるべき角層が、剥がれ落ちなくなってしまいます。

そうなると、徐々に角層が分厚くなってきます。角層が分厚くなると、外へと排出されるべき皮脂や汚れ、老廃物などが毛穴に詰まってしまい、結果として毛穴が目立つこととなるのです。

水分不足による水分と油分のバランスが崩れる
肌荒れ
毛穴が開く原因としては、水分不足による、皮膚の水分と油分のバランスの乱れもあげられます。水分の摂取量が減少すると、必然的に皮膚の表面が乾燥することとなります。

皮膚にとってもっとも避けるべきことが「乾燥」です。皮膚が乾燥すると、外部からの刺激(細菌やウイルス、紫外線や花粉、機械的刺激など)から皮膚を守ることが出来なくなります。

そのため、身体は皮脂を分泌することによって、乾燥から皮膚を守ろうとするのです。オイリー肌だと思ったら、実は乾燥肌だったということは、このような身体のメカニズムによるものです。

皮脂の分泌量が増加すると、毛穴の開くリスクが高くなることは先述したとおりです。皮脂の分泌量を異常に増やさないためにも、ターンオーバーの周期に気をつける必要があるのです。

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